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2009年10月16日 (金) | Edit |
経済学は数学なのだ

アメリカがネオリベラリズムを宣伝したのは日本に対してだけではない。中南
米諸国に対してもこの新自由主義を押しつけて,資本の自由化をさせることに
よって,アメリカの大資本がこれらの国々に入り込んで利益を吸い上げて,
結果として多くの国の経済を破たんに近い状態に追いやったのである。

アメリカの資本家たちにとっては大成功だったが,これらの国々の貧困層へと
追いやられた人々は麻薬を栽培して大量にアメリカに密輸するようになった。
おかげでこの国では麻薬汚染が広がり,掠奪的な資本主義の終焉を早めようと
しているのは皮肉な結果だ。

日本の土地バブルに風穴を開けたのも,ヘッジファンドの仕業であると言われ
ている。国は天文学的な借金を抱え,円高で輸出が伸びず,国の税収は減り,
失業者と自殺者は増える一方であり,日本は危険な状態だ。

アジアの国の中にはネオリベラリズムをうまく取り入れた国もあるが,なぜ
日本や中南米の国々は失敗したのだろうか?

それは経済学のレベルの差ではないか?世界では金融工学などの数学的な解析
手法が発達し,それらの研究過程で多くの金融商品が生み出されているが,
日本では金融工学なる単語だけが独り歩きして,その内容を数学的に正確に
理解している学者はほとんどいないのではないだろうか?

なぜなら,我が国では数学の苦手な者が文系に進学するから,数学音痴の経済
学者が大勢いて,数学的に複雑な現代経済学をうわべだけ理解して,本質的な
理解はほとんどしておらず,結局,大多数が経済評論家となっていることが
大問題なのだろう。

このように,学問的な理解が浅いのでネオリベラリズムと言われても深く理解
することができないままに,単純に真似をしてしまうから,アメリカの餌食に
なってしまうのである。中南米も同じことだ。

大学の経済学科には数学の得意な高校生を大量に送り込む必要がある。日本の
経済学が世界的レベルにならないと,日本人は幸せになれないだろう。物作り
だけでは限界がある。

たとえ30年でも50年かかっても,まともな経済学者を育てたいものだ。さて,
鳩山政権の経済指南は誰がしているのだろうか?世界的な不況が襲いかかろう
としているのに,95兆円もの概算要求を計上していて,明らかにやりすぎだ。
「芸術は爆発だ」もいいが,もっと現実的には「経済学は数学だ」なのだ。■
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テーマ:これでいいのか日本
ジャンル:政治・経済
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