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2009年07月08日 (水) | Edit |


ラビ・バトラ著
「資本主義消滅最後の5年」の感想

=========================7/6 うみ太郎
Yuri

2006年1月出版

■■3年前の本だが今読むのがちょうどいい。2006年に読んでも,著者のラビ・
バトラ以外は2009年のことは全く分からないのだから,内容がいかに正しいか
など読者に判断のしようもなかっただろう。

今読めば,著者の予測がほとんど正しかったことがよく分かる。そうなると,
読者はたとえば「原油バブル崩壊と住宅バブル崩壊」の原因を知りたくなる。

世界的な投機マネーの原油市場への流入が最大の原因かもしれないが,根底に
は中国の原油買いあさりがあったと著者は指摘している。現在ではすでに原油
の値段はかなり下がっているが,中国国内での石油の値段は下がっていないと
聞く。中国政府あるいは中国軍は黙々と原油を備蓄していると推察できる。

この中国の買いあさりにヘッジファンドが乗ったのであり,ヘッジファンドが
原油高騰を仕掛けたわけではない,というのがラビ・バトラの主張である。

日本では北朝鮮の軍事的な脅威だけが議論されているが,中国のレッドパンダ
軍団は第2次大戦前のドイツに酷似いて,この方がよほど危険だと著者は指摘
している。

日本政府や日本のマスメディアは中国軍の動きをまるで直視していない。日本
人は本音と建前人間だから,めったに本音を語らないから相手の本音も見抜け
ない。言い換えると,現実を直視しないし直視できない性質があるようだ。

自分に都合の悪いことは認めない。都合のいいことだけで世界観を作っていく
から,日本人たちが作る世界観と現実の世界とがどんどんかけ離れていく。
だから,この本は日本人のために書かれたようなものだ。

それに,日本人は単純だから,例えば経済の専門家は経済しか見ていない。
この本はまさに日本の専門バカが読むのにふさわしい。■

ラビバトラ著の全ての日本語訳本は”うみ太郎ホーム"にまとめてある。■


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