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2010年07月04日 (日) | Edit |

自民党から民主党へ引き継がれているのがプライマリーバランス論だ。この
理論は借金の全てを忘れた場合の,歳入と歳出のバランスを見ようとする,
世間離れした机上の空論だ。

国でも家庭でも構成しているのは日本人だから,日本人として筋の通った同じ
考え方が貫かれてなければならない。親が子にうそをつくなと指導するように
政治家や役人は国民にうそをついてはならないし,約束も守らなければならな
いし国も借金は返さなければならない。ところが,日本では国と個人では考え
方がまるで異なる。

改正貸金業法による総量規制として年収の1/3を超える借り入れは制限される
ことになった。個人でも国でも同じ尺度で考えると,国は50兆円程度の歳入
しかないのに1,000兆円の借金を抱え毎年20兆円ほど利息を払っている。

歳入の1/3を超える借金は異常であると政治家は総量規制として示していり,
自分たちで言ったことは自分たちも守らなければならないのは当然で,歳入が
50兆円ならば17兆円以上の借金は異常なのである。

17兆円程度の借金なら正常範囲内だから,プライマリーバランスに注意すれば
いいのだろうが1,000兆円もの借金を抱えていて,その上に次々と借金を重ね
ることを前提にプライマリーバランスを論じて何の意味があるのか?

利息分の20兆円でさえ歳入の1/3を超えてしまっているのだ。こんな超異常
状態を政治家どもが自分たちで作っておいて何がプライマリーバランスだ!

繰り返すが,借金は全て忘れるのが前提条件だから借金は無制限に増え続ける
ことになり,日本の滅び行く姿がはっきりと見えてくるだろう。借金を無視す
るこの国の姿を世界はいつまでも認めないに違いない。

数学の証明問題ではないが前提条件が間違っているから,この理論は全く話に
ならないのだ。結論として,プライマリーバランス論は政党関係なく全ての
政治家どもの多額の借金を隠すための「隠れみの」なのである。

今回の参院選でも消費税を取り上げている政党はあるが,国の借金に言及して
いる政党は皆無なのだ。どの政党も与党になることしか考えておらず,経済的
にこの国が滅びつつあることに気付いていながら,自己満足を優先している。

前号でも書いたように福祉や社会保障などに消費税を当ててはならない。
消費税は最後の切り札であるから,天文学的数字の借金を抱えているこの国は
苦しくても消費税抜きでプライマリーバランスをとらなければならない。

若者たちの政治離れが加速している。現状では投票したい政党が無いことは
実に良く分かる。右を向いても左を向いても「政治屋」しかいないから…。■
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テーマ:これでいいのか日本
ジャンル:政治・経済
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